浄化槽からの臭いはSOSのサインです！臭いや詰まりを事前に防いで快適生活を。

2018年08月31日（金） | カテゴリー：ビルメンテナンス・不動産, 配管詰まり
Tags: トイレ, 排水, 浄化槽, 浄化槽メンテナンス

浄化槽の役割

皆さんの家庭から出る排水はどこでどのように浄化されているかご存知ですか。生活排水は浄化槽か下水道へ流れていきます。

浄化槽は各家庭に設置され、家庭から出た汚水を微生物の働きを利用して浄化しています。そしてキレイになった水を河川や湖などへ放出します。

下水道は大規模な下水処理場に集まり、そこで水をキレイしますので、各家庭に設置する浄化槽は小型の水処理場ということになりますね。なんと、これは責任重大ですね！！

浄化槽が正しく機能していなければ河川や湖を知らぬ間にどんどん汚染していることになってしまいます。

浄化槽の外観はこんな感じ

保守点検

☆保守点検は【浄化槽管理士】又は【浄化槽管理士を配置する専門業者】によって行われます。
〔内容〕

• ・消毒薬の点検・補充
• ・ブロワーなどの点検
• ・汚泥の調整除去
• ・機能診断

清掃

☆清掃【浄化槽清掃業】の許可を市町村から受けた業者によって行われます。
〔内容〕

• ・浄化槽内の汚泥を引き抜いて機器等を洗浄する
• ・年1回以上実施

定期検査

☆毎年1回、知事が指定した〔指定検査機関〕によって水質検査を受けなければなりません。

〔内容〕

• ・外観検査（ブロワーの稼働状況やばっ気攪拌装置の稼働状況）
• ・水質検査
• ・書類検査（浄化槽点検報告書の確認）

このような3つの浄化槽の維持管理が浄化槽法により義務づけられています。

浄化槽の機能を維持する

浄化槽が正常に動かなくなると悪臭がしたり、排水の流れが悪くなります。
家の中まで臭いがあがってきたら、生活場面でも大変困ります。
浄化槽を大事に使用して無駄な出費も抑えたいですよね！

浄化槽に優しい洗剤　SANA Polite（サナ　ポライト）

浄化槽は微生物の働きによって汚水を浄化しますので、微生物が死んでしまったら水は汚いままです。働き者の微生物を守らなくてはいけません！強酸性や強アルカリ性の洗剤によって微生物の活動が阻害されます。よく落ちて浄化槽に優しいおススメの洗剤をご紹介します！

浄化槽にも手肌にも優しい万能なクレンザー sanaポライト

こんなところにおススメ

• トイレ（タイル、便器、タンク）
• 浴室（浴槽、床、壁面）
• その他（ＩＨまわり、ガスレンジ、流し台）

個人的にはＩＨまわりのお掃除に使えることに驚き！です。ＩＨまわり汚れをどんな洗剤で落としたらいいか悩んでいる方がいたら是非おすすめします。傷つけてしまったら嫌だし、ヒーター部分に関しては洗剤を使って良いものか悩みます。ポライトは非常に粒子の細かいクレンザーなので安心してしっかり汚れを落とすことができます。
ご家庭の万能クレンザーとしていかがですか。

成分
研磨剤（30％）、界面活性剤（8％）、直鎖アルキベンゼン系

液性
弱アルカリ性

パッケージもおしゃれでかわいいですよね。
個人的にはこのパッケージにも心を奪われて使いたくなってしまいます（笑）

バクテリア総合活性剤

浄化槽の機能が落ちると悪臭がでてきます。
これは本当に困りますよね。
サナ　スーパーシューレスがおススメです。

使いやすい水溶性パック　20ｐ入り

こちらは大変優れた脱臭作用で人気です。バクテリアを活性化させ、悪臭の元を分解するとともに発生を抑えます！そのままポンと使えるのも嬉しいですね。

日々の生活での心がけ

台所で

• 食用油・調理クズ・食べ残しなど流さないようにしましょう。

食器やフライパンに残った油は、紙や布にしみこませ「燃えるごみ」として処理しましょう。
生ゴミは排水口に流さないで【ゴミ受け】に集めて水切りして「燃えるごみ」として出しましょう。

洗濯で

• ・洗濯洗剤を使用目安の量より多く入れないこと。
• ・洗剤は無リンのものを適量使用すること。

リンを使った洗剤は＊富栄養化を促進し川を汚す原因になります。

＊富栄養化
湖沼・内湾などに、地表水等の流入により燐(りん)・窒素などの栄養物質が蓄積すること。限度を超えるとプランクトンが異常繁殖して汚染や腐水化が起こる

浴室で

• ・風呂の残り湯は、炊事、洗濯、トイレ等で多くの水を使用している朝晩の時間帯をなるべく避けて流す。

大量の水が一気に浄化槽に流入すると、バクテリアや汚泥の流出や悪臭が発生する原因になります。

トイレで

• ・トイレットペーパー以外の紙は流さないこと。
• ・置くだけの洗浄芳香剤より、定期的に簡単な清掃をする。

ちょっとした毎日の心がけで浄化槽の機能は維持されます。
浄化槽が健康で長持ちするように環境にも優しい生活をしていきましょうね。