飲食店・厨房には欠かせないグリストラップの洗浄！

2018年08月27日（月） | カテゴリー：厨房・油汚れ
Tags: グリストラップ, グリストラップ洗浄, ケミスター産業

グリストラップってなに？

グリストラップとは、厨房から流れ出る油脂（グリス）を貯める装置です！ 飲食店や厨房では大量の油脂が排水に流れていきます。それらが固着していくと配管が狭くなり、詰まってしまう危険性が高くなります。そうならないために！グリストラップの清掃、メンテナンスがとっても重要！

グリストラップが汚れていると・・・

グリストラップが汚れているとこんな弊害が起きます。

悪臭

臭いの問題は、厨房にたつ人の気持ちを考えたら大きいですよね。グリストラップには動物性油脂、植物性油脂、いろいろなものが混ざり合っていますのでこれらが酸化して悪臭を放っているのを想像すると・・大変キツイです。従業員だけではなく、お客様のほうまで臭いがいってしまったらさらに大変です！

害虫

食べかすや油は虫や動物にとってはエサになります。不衛生な排水経路には虫が住みついているかもしれません。ゴキブリやハエが出てきたら・・ぞっとしますね。

詰まり

流れ出た油脂は時間をかけて固まっていきます。すぐに配管が詰まるなんてことはありませんので、油断しやすく危険です。排水の管が詰まってしまえば、グリストラップがあふれ出してしまいます。もちろん営業できなくなってしまいます。

グリストラップ洗浄

グリストラップを安心して使用するには、まずは日常的なメンテナンスが大事です

バスケット（受けカゴ）の掃除　

※バスケットは大きな生ゴミや残飯を受け止める役割をしています。

バスケットの網目はご飯粒を通さない大きさですので、放置しておくと目詰まりを起こしてしまいます。バスケットのゴミは毎日捨てるようにしましょう。

グリストラップの洗浄剤を使用しての洗浄作業

グリストラップ専用の洗浄剤をご紹介します。

ケミスター産業のグリストラップ洗浄・除菌・消臭剤【グリストール】

グリストールは，主成分が食品添加物で安全な上に洗浄効果に優れています。スライムやグリス、スカムなどの汚物に反応すると、水と炭酸ガスに分解されますので中和処理の必要がありません。機器を腐食することもないので安心です。

医薬用外劇物
液性:中性
主成分：過酸化水素35％・安定剤
製造元：ケミスター産業株式会社

■グリストールを保有水量の10％～20％投入
※除菌・消臭・漂白効果もあります！
↓下の写真がグリトールを使用した洗浄の工程です

ひどく汚れたグリストラップも、この通り！！スッキリキレイになります。

まとめ

衛生的な厨房での調理は働く側にとってもお客様側にとっても重要な願いです。グリストラップの清掃やメンテナンス、きちんとできていますか。グリストラップだけではなく、排水溝、排水管などの壁面にもグリスやスライム・スカムが付着しています。洗浄剤を使用することで、最終排水管の汚れまで落とします。