トイレに付着した頑固な尿石を落とす！ 詰まりも悪臭もスッキリ！

2018年08月27日（月） | カテゴリー：トイレ・仮設トイレ

トイレに付着する尿石って何？

尿石とは尿が固まって石のように固まった汚れで、便器に付着すると茶色いシミのように見えます。この尿石は、「おしっこ」に含まれるリン酸塩・カルシウム塩・尿酸等が、空気中の炭酸ガスと反応してできたものです。この尿石はどれだけ擦ってもなかなか取れません。道具を使って削り落としたとしても便器に傷を付けてしまったりと・・・時間が経てば経つほど尿石は固くなって取り除くのが困難になります。
会社や工場、駅や公衆トイレなどの男子トイレの小便器で尿石のついた小便器を目にしたことはありませんか？尿石は見た目にも不快感を与えますが、臭いも発生して不衛生です。
尿石を落とせば悪臭もスッキリ解決します！

尿石を取る方法

尿石の主体であるカルシウム化合物は酸で溶かし取り除きます。今回は塩酸、硫酸系の強力な尿石除去剤と有機酸で構成されている安全な尿石除去剤をご紹介いたします。尿石として固くなってしまったものは普段使いの中性トイレ洗剤では効果がありません。

塩酸や硫酸の強力な尿石除去剤で確実に溶かす

尿石を強力にすばやく溶解する尿石除去剤をご紹介します。

• Ｕクリーン(ケミスター産業株式会社)　塩酸22％
• ＵＦ-500(ケミスター産業株式会社)　塩酸22％粘性タイプ
• デオライトＳＰ(和協産業株式会社)　塩酸22％
• デオライトＳＳ(和協産業株式会社)　塩酸7％,硫酸20％
• テイクワンＬ(日本曹達株式会社)　塩酸22％

これらは、頑固な尿石を除去するためにプロが使用する強力な尿石除去剤です！ いずれも尿石の主体であるカルシウム化合物を強力な酸の力で溶かして破壊します。物理的な除去が困難で頑固な尿石を溶かす強力なパワーがあります。頑固な尿石、詰まりや悪臭でお悩みの方には是非お勧めします。工場や公衆トイレや学校など、小便器の尿石取りに大変人気です。

Ｕクリーン

大変強力で【医薬用外劇物】に指定されておりますので、一般の方がネット通販で購入するには必ず事前に譲受書とご本人様確認書類を販売店に郵送しなければなりません。購入までひと手間がかかるので大変ですが、プロの業者が使うものなので効果は抜群です。

お客様から男性用の小便器が流れなくなってしまった！！という電話も多々あり、そんな緊急事態にも上記の尿石除去剤を使用して詰まりを取っています。薬剤と尿石が反応するとあっという間に尿石が溶けていきます！！尿石の状態によって作業時間も違いますが作業しているスタッフも効果を実感している商品です。頑固な尿石と戦うお掃除のプロや、工場など小便器の設置数の多い場所でのトイレ掃除にお悩みの方の強い味方！

※こちらは使用の際はゴム手袋、マスク、ゴーグルが不可欠です。

医薬用外劇物に指定されている商品を購入するには【毒物及び劇物譲受書】への記入と押印。個人購入の場合は【身分証】の提示、送付が必要。

有機物を主成分とした尿石除去剤で安全に溶かす

上記にあげたような医薬用外劇物指定の洗剤を使うのはちょっと不安・・・
小さい子どももいるし・・・安全に使える尿石除去剤がいいなぁ・・
そんな方へおススメなのが，主成分が安全な有機酸でできているこちら

1. サニスカッシュ(ケンショー有限会社)
2. トイレスター(ケミスター産業株式会社)

有機酸使用の強力尿石除去剤トイレスター

塩酸と比較すると、浄化槽に対して影響の少ない薬剤です。有機酸は自然界に分解されやすいので、環境にもやさしいですね。安全な分、効果はあまり期待できないのでは・・・と思いますよね。使ってびっくり！塩酸系に劣らない効果です！これなら初めての方でも試しやすい商品ですね。

Before↓

トイレスター作業前の状態

After↓

トイレスターで尿石除去作業

驚くほどピカピカに！！

尿石をつかなくするポイント

尿石を取る洗剤についてご案内しましたが、一番は尿石が付かない事！ですよね。大便器は毎回水を流すので小便器よりは尿石が付きにくくなっています。今は男性用小便器でも自動水洗のところが増えていますが、手動タイプや昔ながらの水で流さないタイプもあります。水を流さなければ尿石は溜まっていきます。できれば週に1回は必ずトイレ用洗剤でブラシを使って掃除をしましょう。
尿石を付きにくくする置き型タイプの尿石防止剤もあります。

トレピカワンＴ-25Ａ(尿石防止剤)

小便器の尿石防止にトレピカワンT-25A

トレピカワンＴ-25Ａには除菌作用もありますので小便器掃除のあとにこちらを目皿に置けばバッチリですね。トイレ掃除は一度間を空けてしまうとなかなか億劫になりがちです。自分の生活、仕事のペースに合わせてトイレを掃除する日を決めてもいいかもしれません。キレイなトイレを維持するために普段からちょっとした心がけが大切ですね。